こんなアメリカに誰がした?

夕方からお仕事のちょこちんとお別れして、今さらながら「ボウリング・フォー・コロンバイン」観に行く。映画館じゃなくて小さいホールでパイプ椅子に座っての鑑賞。
シリアスなドキュメンタリーでありながら良質のエンターテイメント作(笑える!)。噂にたがわず大傑作でございました。いやマリリン・マンソン、エエ事言うわぁ。
そもそも彼らは何に対して、それ程までに恐怖を抱くのか?原爆を落とされた事もなければ独裁者の圧制に苦しんだ事もないはずなのに。そこまでして銃で何から身を守ろうというのだろう?
結局「恐怖の正体」は分かりませんでしたが、思うに「アメリカで暮らす」*1という事は我々の想像を遥かに超えるストレスを抱えて生きる事なのではないだろうか。日本の競争社会だとか学歴社会うんぬんとかいうレベルとは別次元のストレスがね。
旅行で行くのは好きだけど、私はやっぱりアメリカには住みたくない。

*1:あくまでも「アメリカ国民として」。留学生や駐在員、ゲーノー人がロス辺りで暮らしてマース!みたいなのは除く